仕事

パートの身で納得のいく仕事をするのには限界がある
親友のKは介護の仕事をしています
私の一番の親友で一番の理解者で妹のような存在
介護の仕事に愛情と誇りを持っていて、人が嫌がる仕事も進んでやる人
でも嫌味な行動はしないので一人浮いていることもない
私がKの職場に行って見てきたことではないけれどわかるのです


そんな彼女が初めて「仕事を辞めたい」と言ってきた
正直びっくりした
いつも話を聞いていて大変なのはわかっていたけど「辛い」とか「キツイ」という言葉を聞いたことがなかったから
介護の施設はどこも大変だと思うけれど、とても私には勤まらないなあと思う
Kは所長さんに改善して欲しいことを提示したうえで2月いっぱいで辞めたいと伝えた
私は、Kのような人材を「はい、そうですか」と簡単に辞めさせる職場はないだろうと思っていた
まだ時間はあるので、改善できるところは改善してもらう
できなければ他を探すという方向で。
職場の環境ってパートさんが築けるものではないので、そこがきちんと整っていなかったら、やる気があってもその力を発揮できない
私の職場でも同じように歯痒いことはある。「会社ってそんなにグラついていいのかなあ」
もっと能力を引き出す器がなければその会社は伸びないのではないかと思う

結婚前に勤めていた会社は大きな企業だった
労働組合もあって形ばかりではあっても春闘もあった
いいことばかりではなかったけれど、私はいい上司に恵まれ、やりがいのある仕事を任され責任を持って働いていたと記憶している
たぶん器は整っていたんだと思う
その中でこそ自由に能力を発揮できるんだと思う
今と違ってバブル絶頂期だったので、右肩上がりでイケイケの時代でもあったせいもあるかもしれないですが。
うーん、考えれば考えるほど難しい・・・
Kちゃん、いつも見守ってるよ!ファイティン!!!

一日中、冷たい雨