お見舞い

伸び伸びになっていた義父の見舞いに行ってきました
夫は昨日から泊まっていたので昼過ぎに娘と二人で出発!
高速は空いていて大田区の実家まで1時間ちょっとで着きました
おみやげに迷いましたが、介護で忙しいので手の込んだ料理は
出来ないだろうと思い、朝から圧力鍋で大根と鶏肉の煮物を作りました
それがとても喜んでもらえて、普段何も役に立てない私は嬉しくて。。
ちょうど、義父の食事におかゆの他にもミルサーでトロトロの状態に
したものなら食べさせていいと言われていて、
義母も姉も何にしようかと案じていたようでした
夕食の時に、煮物をミルサーでやってみると言っていました


義父の容態はというと見た目では顔色もよく入院していた時よりも
ほっそりした感じはありましたが、元気そうに見えました
私と娘が顔を出すとキョトンとした顔で見つめ
「お義父さーん、○○ですよー!会いに来ましたよー」と言うと
わかったようで満面の笑みで答えてくれました
何度かそれを繰り返していたら、かすれてはいたものの
大きな声で「ありがとう」とハッキリわかるように答えてくれたのです
もうほとんど話をすることもできなくなってしまったのに、
私たちが行ったことで、喜んでくれたことが何よりも嬉しかったです


夕方、帰る頃は寝てしまいましたが、ずーっとうつらうつらした状態で
いるようです
それでも点滴もチューブも付けていないので痛んだり苦しんだりすることも
ないのが幸いでしょう
ニコニコ笑うおじいちゃんを見て娘が「おじいちゃん、かわいい!」
と言っていました
本当にその通りで赤ちゃんのようでした
義母はそんな風になってしまったことが少し辛いとも言っていました
見た目はそんなに弱っているようには見えなかったけれど
やはり状況は変わらず、いつどうなってもおかしくない状態です


私たち夫婦は、結婚して間もなく23年目を迎えます
頻繁に会うわけではなかったけれど、23年間も「おとうさん」と
呼んできたんだなあと思うと切ない気持でいっぱいになりました。


帰りの高速から東京スカイツリーと夕焼け


 大きな満月、夕日が反射してか赤く見えました


夕方は薄雲がありましたが、今のほうが雲がとれて
はっきりとしたブルームーンが見えます